9月1日に受けた、TACの中小企業診断士2次試験公開模試の結果が出された。
事例1:42点
事例2:23点
事例3:33点
事例4:73点
総合:171点
2284人中1077位 評価C
事例2が23点、事例3が33点……。絶望的な点数だ。
100点満点で23点って、いちおう真剣に考えて、まじめにすべての解答を書いて(空欄は残さず)、それでどうすればこんな点数が取れるのか、むしろ不思議なくらいである。自分は根本的にこの試験に向いていないのではないかという疑念さえ生じてくる。
事例4だけはそこそこ取れているが、これは以前、このブログのコメント欄でMさんから、事例4対策は早めにしておいた方がいいとアドバイスを受けて、TACの「事例4特訓講座」を春に受けておいたおかげだ。
また、この講座も含め、1次試験「財務・会計」からTACの遠藤講師に教わったことが大きい。総じて、遠藤講師のおかげで事例4の基本的な得点力はついたと言える。
(ただし、今回の模試は事例4の難易度が低く、平均点も高かったので、それで自分の点も高くなった面もある)。
しかし、事例1~3がこの体たらくでは、合格はほぼ絶望的だろう。
相対評価での逆転は難しい
もちろん、模試を受けた後も学習を続けているから、この時点より自分の実力は上がっているはずだし、もしこれが、1次試験であれば、模試を受けた後の努力によっては、十分合格可能性はあると言える。
しかし、2次試験は受験者の上位の20%が合格となる順位評価(相対評価)だ。つまり、いくら自分が努力して実力を伸ばしたとしても、他の人も同じように努力をして実力を伸ばしているなら(当然、そうしているはずだ)、差は縮まらず、合格圏には入れないということになる。
今回で言えば、上位400位までが「合格圏」である。そして、自分の順位は約1100位で、ちょうど50%のあたりだ。これが、600位とか700位くらいのところであれば、まだ追い付ける可能性もあると思うが、他の受験生もみんな必死で努力している中で、この順位差を追い抜いて逆転することは、ほぼ不可能だと思われる。
たとえて言うなら、マラソンの35kmを過ぎた時点で、トップグループにも2位グループにも入っておらず、大幅に遅れた3位グループにいるような状態である。そこから他の走者を追い抜いて入賞メダルを獲ることは、普通は無理だ。
もちろん、模試は本番とは違うし、多少誤差もあるだろう。しかしTAC公開模試は、2次試験受験者の約半分の人が受けている。母集団の数としては十分で、大きな誤差があるとは考えられない。だから、繰り返すが、これが600位とか700位くらいの位置であれば、まだ逆転の可能性はあると思うが、1100位では、ほぼ可能性はないと考えるのが、客観的に見て妥当だろう。
というわけで、現在は、「敗戦処理」のムードが濃厚になっており、考えていることは、来年はどの学校に行こうかな……、です。
コメント
模試、お疲れ様でした。
一次敗退しましたが、
二次講義は八重洲で参加しました。
印象は、問題文に忠実に書く
解決策というよりは、高校のころの国語のテストを思い出す感じ
ストレート合格は限られた方しか成し遂げられないことですので、
ラストまで走り抜いて欲しい
しれっと、祝賀会VTRに参加してくださいな
あっ、もしかして、この方が百軒店さんかしら?と某受験校の流す動画を拝見させていただきますので
もうひとふんばりですよ
かいさん、コメントありがとうございます。
来年を視野に入れて、二次の準備をなさっているのですね!
素晴らしいと思います。
ストレート合格する人も世の中にはいますね。
私には到底無理そうですが、可能な範囲でがんばります^^;
今のところ、祝賀会VTRで見ていただくよりも、来年の試験会場でお会いする可能性が大ですが、よろしくお願いします。
お久しぶりです。
二次対策で苦労しているのが自分だけでないと知り、勇気が出てきました(笑)
【私の結果】
事例1:23点
事例2:57点
事例3:25点
事例4:64点
総合:169点
二次本科のみなさんの伸びしろよりもスト本生のほうが大きい、当日のプレッシャーもスト本生のほうが低い(はず)と思ってお互い頑張りましょうね。
しかし、明日の事例Ⅳ特訓は開催されるのだろうか….。
たぶんクラスメイト?さん、コメントありがとうございます。
二次対策は、時間はかかるし成果は見えないし、ほんとに「苦労」というか、むしろ「苦行」という方がふさわしいかも。
模試は、ほぼ同じくらいの位置で走っていらっしゃいますね!
やっぱりストレート生はそれくらいの感じの方が多いのでしょうか。
私がツイッターでフォローしている人には、今回の模試で100以内とか200位以内の人もいますが、そういう方たちは、2回目、3回目ですね。
たまたまかもしれませんが、ストレート生で、模試で合格圏内という方は、私の周りでは見かけません。それは、逆に見れば、ストレート生にはまだのびしろがあるということかもしれません。
あと約3週間ですから、できることも限られていますが、ゴール目指して最後まで頑張りましょう!