GWに受けたLECの1次全国模試と、TACの2次公開模試の結果が、それぞれ出された。
まず、LECの1次全国模試。こちらはWebサイトのマイページでデータを確認できる。
メモのミスなのかマークのミスなのかわからないが、以前ブログに書いた自己採点の得点とけっこう違っていた。
科目 | 得点 | 平均点 | 判定 |
経済学・経済政策 | 36 | 39.1 | D |
財務・会計 | 76 | 53.3 | A |
企業経営理論 | 80 | 49.4 | A |
運営管理 | 70 | 53.6 | A |
経営法務 | 44 | 46.4 | C |
経営情報システム | 64 | 36.2 | A |
中小経営・政策 | 75 | 54.7 | A |
計 | 445 | – | F |
お、自分のメモより点数上がってるぞと一瞬喜んだが、総合では衝撃の「F」判定!
「えっ?」と思ったが、経済学が36点なので、要するに足切りされてしまったのだ。本番じゃなくてマジ良かった~、と胸をなでおろした。
しかし、この平均点はなかなかすごい。
「経営情報システム」で、約半数が足切り! 平均が40点を切っている経済学とあわせれば、ほぼ間違いなく半数以上が足切りになっちゃう設定。
本番の中小企業診断士試験では、診断士協会から平均点は公開されず、TACデータリサーチのデータしかないのだが、平均点40点以下が2科目もあるなんて、まずあり得ないでしょう。2科目に得点調整が入って、大クレームが起きて、担当者は自分が問題を作った証拠の書類を破棄しちゃうレベルだ。なんでしょうね、この難易度設定は? 愛のムチ?それとも、LECの想定を遙かに超えて、受験者のレベルが低かった?
それから、上記表には書いていないが、受験者の総数が「659人」しかいないことにもびっくりした! TACの養成答練は毎回900人くらい受けていたから、「全国模試」っていうからには、1000人以上は受けるんだろうと勝手に思っていたが。まさかTAC1校の答練よりもずっと受験者が少ないとは。
LEC大丈夫か? てゆーか、TACってやっぱり巨大なんだとあらためて実感した。
さて、2次対策をどうするか
もうひとつ、順番は前後するが、TACの2次公開模試も戻ってきた。
こちらは、添削された解答用紙が郵送されてくる。
2次の模試を受けたのは初めてだが、赤ペンで添削されているのが新鮮で、けっこう嬉しい。模試の後で、模範解答を見ながら自分でざっと確認はしていたが、やはり他人に添削してもらい、良い点・悪い点を指摘をもらうのは、全然ちがう。

赤字添削が、嬉しい。そして、自分の字の汚さにも気づく。
1次試験まであと2か月だが、1次対策の学習については、自分なりに、だいぶ仕上がってきた実感がある。苦手だった経済学も、連休からずっと勉強してきたおかげで、足切りにはならない程度にはなってきた。正直、このままの調子で進めば、大きなアクシデントでもない限り、1次は通る手応えがある。
すると、そろそろ2次のことが頭をよぎる。
特に事例4は、(今回の模試の問題は易しかったが)過去問を軽く確認しただけでも、難しいとわかる。「ふぞろい」などで過去問を使っての独学では、かなりハードルが高そうだ。TACの2次対策講義は1次試験が終わってからあるが、それで間に合うかどうか、かなり不安だ。
そこで、添削が受けられる2次の講座を受けたくなってきた。TACか、あるいはどこか別の予備校の通信講座を受けてみたい気がする。1次試験対策をしながらの2か月間という時間をどう考えるかだが、多少でも2次対策の取り組みを進めておくことは案外バカにならないのではないと感じている。