経済地獄、情報天国

TAC中小企業診断士講座、「経済学・経済政策」の養成答練が終わった。

テストの後、解答と照らしてマルバツをつけていき、ま、こんなもんでしょう…。こんなもんというのは、たぶん平均点前後か、それ以下かなーというもん。50点台前半だ。

前に書いたように、講義のスピードに全然ついて行けなかったので、いちおう講義に出席はしていたがそちらは流して聞いている感じで、『速習!マクロ経済学』の動画講義(マクロから学習した)なども援用しつつ、マイペースで学習を進めていた。

しかし想像していたより難渋で、なかなか理解ができないところもあり、結局、養成答練までにはマクロの範囲しか終わらなかった。

なので答練もマクロの範囲はできたのだが(マクロ分野の問題は簡単だった)、ほぼ学習していないミクロの範囲はまったくできなかった。やればできるしやらなければできないという順当な結果で、こんなもんでしょうという話だ。現時点での点数を気にする必要はないが、今後の学習計画はしっかり考えなければならない。

楽できそうな「経営情報システム」の期間に、ミクロ経済学の学習を終わらせる作戦

ミクロはこれから勉強する。幸いにも、講義の次のクールは「経営情報システム」だ。

私は子どものころ、父親が電気のエンジニアだったので、自分が高校生くらい(1985年ごろ)のときには家には父のパソコンがあり、自分もゲームで遊んだりしていた。大学を卒業するかしないかのころには自分で最初のパソコン(当時はMac派だったが)を購入した。Windowsはバージョンがまだ3.1でほとんど使いものにならなくて、テキストベースのMS-DOSがOSの主流だったころだ。インターネットが普及する前のパソコン通信も使っていて、オタクとまではいかないがそこそこ好きだった。

だから今でもできあいのブログサービスはあまり使いたくなくて、このブログのように、自分でドメインを取得して、WordPressでブログを作っている。ハードの方は詳しくないが、CPUやベアドライブを換装する程度は朝飯前だ。

とは言え、個人的に遊びで使っていただけなので、深く正確な知識はないし、SEのようなシステム開発・運用業務のことはまったく知らない。それでも「経営情報システム」のテキストをパラパラと眺めてみると、全体としては馴染みがある感じで、実際、第1回の講義内容はほとんど知っていることだった。「運営管理」のつまらなさや、経済のわからなさに比べれば、こちらは天国のようだ(まだ行ったことないですが)。

というわけで、学習負担が少なそうな「経営情報システム」の間に、ミクロ経済学の学習を並行して進めておき、終わらせてしまおうという作戦である。さて、どうなるか?

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コメント

  1. M より:

    もう、めちゃくちゃ良い作戦だと思います!
    経済・経営は単に1/7の試験科目ではありますが、1次試験のしょっぱなでもあります。例えるなら、フィギュアスケートでいうところの初日ショートプログラムの一発目のジャンプのようなもの。ここを上手く乗り越えてはじめて上位入賞が見えてきます。この時期にしっかり時間をかけて準備するのは大正解です。
    加えて、合格する方は困難にぶつかった時に対応策を自ら考え即座に実行するという共通の特徴を持ち合わせているように思います。その点でも、今回の対策はご自分で考えて発案されたものですから、これ以上の方策はありません。迷わず突き進んでください!

    • 百軒店 より:

      Mさん、心強いお言葉、ありがとうございます!
      試験当日の順序というのは意識したことなかったですが、言われてみればたしかに、最初の科目でつまづいたら、心理的な悪影響が大きくなりそうです。
      しっかり得点源にできるように、時間をかけて確実な理解を目指します。

  2. しまじろう より:

    こんにちは。
    速習コースでは、財務会計が終わり、次回から運営管理です。なんか、財務会計で随分疲れました。経営法務の知財法は自信があるんですが、これから多難です。
    お互い頑張って行きましょう。

    • 百軒店 より:

      しまじろうさん、コメントありがとうございます。
      財務会計は、わたしも最初は非常に苦労して、慣れるのに時間がかかりました。でも財務は2次でも使われるので、なんとか得意科目にできるといいですね。
      法律関係がお得意なのですか? わたしはほとんど知らないので、いまから心配です。
      とにかく、科目と勉強量が多いので大変ですが、お互いがんばりましょう!

  3. しまじろう より:

    百軒店さん、こんばんは。
    たしかに財務会計には苦労してます。日々の積み重ねが大事な科目なんでしょうね。
    私自身、知財関係の資格を持ちながら特許業務をしておりますが、運営管理も知らないし、パソコンはあまり興味はないから情報も駄目そうだし、、、今までの経験知識が診断士試験であまりシナジーを発揮しない状態です。がんばるしかないですよね。
    ある勉強会は、月100時間をやらなければ参加さえできないらしですし。
    お互い気合いを入れましょー。

    • 百軒店 より:

      しまじろうさんは、知財関係のお仕事をなさっているのですね。それなら、診断士資格を取得すれば、仕事上のシナジーは大きそうで、うらやましいです。
      診断士試験は範囲が広いのでそれなりに学習時間はかかりますし、おっしゃるように慣れもあります。早めに過去問に当たってみるのも、ポイントを絞るという意味で良い手だと思います。
      月100時間勉強していないと参加できない学習会ですか。。。怖そうですね^^;

  4. はち より:

    情報が得意とはうらやましい❗
    私は苦手でございます

    こちらweb講義の先生が私には合っておりまして、渋谷には通ってません
    渋谷まで一時間以上かかり、交通費負担もね~でございまして
    そろそろ、落ちこぼれないよう、しがみつくのが必死でございます

    百軒店さんは、どのようなペース配分で学習進めていらっしゃるのでしょうか?

    • 百軒店 より:

      はちさん、こんにちは。

      だいぶ大変になってきましたよね。勉強ばっかりしているのも、飽きてきますし(笑。
      私は、ペース配分というのはとくに考えず、その日の気分で適当にやってます。
      いまはもちろん経営情報の復習が中心ですが、これは得意なのであまり時間がかかりません。その分、経済(マクロの復習とミクロの新規学習)と、運営管理の復習に時間をかけています。
      あとは「事例4特訓」のオプション(月1回)に出ていますので、その前後の日には、財務の復習を少し。企業経営理論はまったく復習していないので、だいぶ忘れてそうです。あと、2次対策はE先生の寺子屋以外はまったく手つかずです。

      これからさらに2科目ありますから、「時間割」みたいのを作って、計画的にやらないとだめかもしれません。

      情報も、2回3回となると、難しくなってきました。SQL、正規化あたりはひとつの山ですね。
      Web音声でO先生の講義を聴いてみましたが、SQL、正規化あたりの説明は、渋谷のE先生の説明よりわかりやすいと思いました。というか、このあたりはE先生の教え方はあまり上手くないですね。ばーっとしゃべるだけじゃくて、ちゃんと板書をして、もうちょっと丁寧に教えないとついてこれない受講生がけっこう多いのではないかと思います。
      あと他にもいくつか、「うーんそのたとえは、ちょっとどうかな?」と思うところもありました。E先生の大喜利は好きですが、経営情報の講義はO先生のWeb講義の方が良さそうです。

  5. はち より:

    E先生、たまにビミョーですよね
    たぶん、二次はあのペースで講義だともともと実力ある人しか伸びない予感してます
    ただ、他の校舎もビミョーなんですよね

    百軒店さんのブログ、楽しみにしてますよ
    百軒店さんならではの視点、今後も期待してます~‼

  6. はち より:

    GWにまたいろいろオプション講義やりますね

    商売やり方に、ちょっとうんざり

    • 百軒店 より:

      受験予備校も商売とは言え、ちょっとアコギな感じがしなくもないですね。受験生の弱みにつけこむ商法というか。けっこう高いし^^;
      1次対策は、本科の講義(Webでも)を聴いてあとは自習で問題ないかと思っているので、私は受けるつもりはないですが。