9月、TACに入学。30年ぶりの学校で診断士学習をスタート

中小企業診断士試験の講座を開いている資格学校はいくつもありますが、私は「TAC」を第一候補にしていました。

職場から近いのでTAC

理由は簡単で、家からも職場からも近くに校舎があるということです。職場は渋谷で、TAC渋谷校は徒歩5分程度の場所。平日の会社帰りに寄ることが楽なのはもちろん、その気になれば昼休みに自習室を利用することも可能そうです。

TACでは、予約不要で参加できる体験講義が、けっこう早く(6月くらい?)から開講されています。私は7月末くらいに一度参加してだいたいの雰囲気がわかったので、もうTACでいいやと、ほぼ決心しました。

学校を決める前には、一応ネットで調べてみたりしましたが、そこにそれほど時間は掛けていません。それらしいワードで検索して、ヒットしたブログ記事や掲示板をさっと確認しただけなので、半日くらいでしょうか。

私はなにかを選んだり購入したりする際に、ネットで調べることはもちろんありますが、それほどは信用していないというか、そんなには参考にしません。「企業経営理論」の組織の意思決定において、「極大化基準、満足化基準」という話があります。ネットで得られる情報はとくに、低いレベルでの満足化基準を判断するためにしか使えないことが多いように思います。要するに、悪い情報が極端にたくさん出てこなければOKという感じです。

学校に通うか通わないかの差は大きいが、講義内容の差は小さい

また、合否への影響という点において、「学校に通うか通わないか」ということの差は大きいと思いますが、学校自体の差は、そんなにないだろうと考えています。

通うか通わないかの差については、前回も書いたように、学習習慣やモチベーションの維持、また、試験の最新傾向の分析などは、独学ではなかなか厳しいところです。その一方で、講義での教え方とか教材の内容に善し悪しの差が多少あったとしても、その合否への影響はわずかだと思います。

これは30年以上前、大学受験の際に予備校に通っていたときの経験からきています。当たり前のことですが、合否に影響を与える要因の大部分は、自分の努力と勉強量ということです。

そのため、学校選びで極大化を求める必要はなく、満足化基準で十分と判断します。

30年ぶりの学校にワクワク!

というわけで、TACに通おうと決めたのが7月でした。TACでは、本講義の実際の開講は9月からで、8月はアプローチ講義という導入講義があります。アプローチ講義は、2次を見据えた全体の概要を解説してくれるということです。また、「財務会計」については、前年のテキスト・Web講義を流用しての自習ができるようになります。ちなみに、アプローチ講義の追加費用は5000円です。

これらは、受けないよりは受けた方がいいのでしょうが、8月には友人とのレジャーなどもあり、出席できない日がありそです。どうしようかなあと優柔不断に迷っているうちに、あっという間に1か月がすぎてしまいました。光陰矢の如し。

9月に入り、本講義が始まる直前になって、ようやく入校の申し込みをしました。めったに大きな買い物をしないので、30万円近い学費を払う(カード払いですけど)ときにはテンションが上がりました。こういう風にテンションが上がるということも、なにかをする際の動機付けとして案外大切なことではないかと思います。

それに、資格学校とはいえ、学校と名のつくものに通うのは、大学を卒業して以来30年ぶり。これからどんなことが起こるのか(授業だけですけど)、ワクワクしてきました。

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